自分の歯のような噛み心地

見た目もよくしっかり噛める
インプラント

インプラントは、歯を失った部分に人工歯根であるインプラント体を埋め込み、アバットメントで連結し、その上にセラミック素材などでできた白い人工歯を取り付ける治療です。

インプラントの特徴は、自分の歯のようにしっかりと噛めることです。顎の骨に直接固定するのでズレることもなく、しっかり自立しているためほかの歯に負担をかけません。

また、オーダーメイドでお作りする人工歯を使うため、自然な見た目で食事や会話を快適に楽しめます。

インプラントは自由診療ですので、費用負担が大きいことがネックですが、適切なメインテナンスを続けることで10年以上使用することができる義歯です。

インプラントの構造

インプラントは、大きく分けて3つのパーツからできています。人工歯根であるインプラント体、インプラント体に取り付けて支台となるアバットメント、そして白い人工歯です。

外から見える部分は人工歯のみで、自然な見た目で透明感のあるセラミックなどの素材を選択することができます。インプラントの材質は身体になじみやすく、歯としっかり結合するチタンやチタン合金でできています。

入れ歯や他の義歯との違い

インプラント入れ歯ブリッジ
噛み心地自分の歯に近い噛み心地。硬いものが噛みにくい。硬いものが噛みにくい。
見た目義歯であることがわからないくらい自然な見た目が再現できる。保険診療の場合は、金属のバネが目立ちやすい。保険診療の場合は、固定金具や銀歯が目立ちやすい。
手軽さほかの歯と一緒に歯磨きができるので、手間がかからない。毎日取り外して清掃する必要がある。両隣の歯を支えとしているので、しっかりケアを行わないと、ほかの歯に負担がかかる。
費用自由診療なので、治療費は全額自己負担になる。保険診療のものを製作すれば、費用は抑えられる。自由診療の入れ歯を製作することも可能。保険診療のものを製作すれば、費用は抑えられる。自由診療のブリッジを製作することも可能。

インプラントのメリット

インプラントには、次のようなメリットがあります。

  • 自分の歯と同じようにしっかり噛める

  • 食べ物の硬さを気にせず食事を楽しめる

  • 周りの歯に負担をかけない

  • 自分の歯と同様に、歯磨きでケアすることができる

  • 定期的なメインテナンスを続けることで長期間の使用が可能

  • 天然の歯と変りない自然な見た目を再現できる

  • 顎の骨に噛む刺激が直接伝わり、顎の骨が痩せにくくなる

インプラントの注意点

インプラント治療には次のような注意点があります。

  • 持病やお身体の状態によっては、治療ができないことがある

  • 顎の骨の状態によっては、治療ができないことがある

  • タバコを控える必要がある

  • 顎の骨とインプラント体が結合するまで数ヶ月から半年以上かかることがあり、治療期間が長くなる

  • 治療費用には保険が適用されない

インプラント治療の流れ

きたの歯科で行っている、インプラント治療の流れを説明します。
当院では「日本で一番優しい歯医者さん」をめざしており、患者様は「家族の一員」という想いで治療に取り組んでいます。丁寧にコミュニケーションを取りながら治療を進めていきますので、どのようなことでもご相談ください。

Step.1 カウンセリングと精密検査

麻酔を使った外科手術を行うため、しっかりとカウンセリングを行い、全身状態などをおうかがいします。

また、安全性の高い治療を行うためにも、歯科用CTを使って、お口の状態や顎の骨の厚み密度、神経や血管の位置などを把握する詳しい検査を行います。

Step.2 治療計画のご提案

カウンセリングの内容や検査結果などをもとに、治療計画をご提案します。
手術の日程や費用など、ご不明な点は遠慮なくお尋ねください。

また、検査の結果、すぐにはインプラント手術が難しい方、ほかの治療法が適している方にも、治療の選択肢についてわかりやすくご説明します。
患者様に合った治療法を複数ご提案しますので、ご自身にあった治療法を一緒に選びましょう。

Step.3 初期治療

インプラントの治療前には、お口の中を清潔な状態に保てるよう、むし歯の治療やクリーニングを丁寧に行います。
お口の中の細菌をできるだけ減らし、インプラント手術よる感染を予防できるよう心がけましょう。

Step.4 手術(一回目)

局所麻酔を行い、顎の骨に穴をあけてインプラント体を埋入し、インプラント体と顎の骨がしっかり結合するのを待ちます。個人差がありますが、数ヶ月から半年程度かかります。
術後に患部が晴れることがありますが、2~3日ほどでおさまるケースがほとんどです。痛み止めを処方しますので、服用してください。

Step.5 手術(二回目)

インプラント体と顎の骨が結合したら、歯ぐきをもう一度開き、インプラント体の頭にアバットメントを装着します。
アバットメントはインプラント体と人工歯を連結する役割があり、噛み合わせの高さを調節することが可能です。さまざまな種類がありますので、患者様に合ったものを選択します。

Step.6 仮歯の装着と人工歯の製作

切開した歯ぐきの傷が癒えたら、人工歯の型を取ります。人工歯がしっかり噛めるよう、念入りに噛み合わせの調整を行います。
人工歯ができるまでは仮歯を装着し、歯の機能を補います。仮歯を装着している間は、硬い食べものを噛まないように注意しましょう。

Step.7 人工歯の装着

人工歯ができあがり、アバットメントに装着したらインプラント治療は終了です。違和感や痛みがないか確認しながら、引き続きメインテナンスを行いましょう。
インプラントは、治療後のメインテナンスが非常に大切です。メインテナンスを怠ると、歯周病に似た「インプラント周囲炎」を発症し、インプラントが脱落する恐れがあります。できるだけ長く使用するためにも、定期検診は欠かさないようにして下さい。

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