喫煙がインプラントに与える影響〜タバコを吸っているとインプラントはできないの?~

こんにちは。
東大阪市、荒本駅徒歩3分の歯医者【医療法人 きたの歯科】です。
 
インプラント治療を検討しているときに、「タバコはインプラントに悪い影響を与える」ということを見聞きした方がいらっしゃるかもしれません。
 
確かに喫煙がインプラントに与える影響は大きいですが、タバコを吸っているからといって必ずしも「インプラントができない」ということはありません。
ただし、インプラント治療がうまくいかなくなるリスクが高くなるため、禁煙が推奨されています
 
 

喫煙がインプラントに悪影響を与えるといわれる3つの理由

 

1.ニコチンが歯ぐきの血管を収縮させる

インプラント治療では、顎の骨に人工歯根である「インプラント体」を埋め込み、骨とインプラント体を結合させます。
インプラント体の素材である「チタン」は、「身体になじみやすい」という特徴があります。
チタンは酸素と結びついて、インプラント体と骨とをしっかり結合させるのです。
 
けれども、タバコの煙に含まれる成分である「ニコチン」は血管を収縮させ、必要な酸素を体内に行き届きにくくします
酸素が不足するため、インプラント体が骨と結合するのを阻害する原因になるのです。
 

2.血液中の酸素を減少させる

喫煙で発生する一酸化炭素も、血液中の酸素を減少させます。
酸素を運ぶ役割があるヘモグロビンが、一酸化炭素と結合してしまうためです。
 
血液中の酸素が減ると、インプラント体が骨に結合するのを妨げるだけではなく、インプラント手術後の歯ぐきの治りも悪くなってしまう恐れがあります。
 

3.唾液の分泌を抑制させる

また、喫煙はお口の中の唾液を減少させます。
唾液にはお口の中の汚れを洗い流す働きがあるので、唾液の分泌が減るとお口の中に汚れが溜まりやすくなります
 
インプラント周辺の汚れが残ったままになると、歯周病に似た症状の「インプラント周囲炎」を発症する恐れがあり、悪化するとインプラントがグラつくこともあるため、注意が必要です。
 
 

インプラントのことなら「きたの歯科」までご相談ください

タバコはインプラント治療に影響を与える恐れがあります。
タバコを吸っている方は、治療前、治療後はタバコを控えるようにしてください
また、タバコの煙には、発がん性があると報告される物質が約70種類存在しているといわれています。
健康のことを考えても、タバコを控えることをおすすめします。

(参照:厚生労働省 喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書 概要
「第2節 たばこ煙の成分と生体影響のメカニズム」3p) >

 
近畿日本鉄道けいはんな線「荒本」駅から徒歩3分の東大阪市の歯医者【医療法人 きたの歯科】では、いつまでも豊かな食生活を送れるよう、患者様のインプラント生活をサポートいたします。
 
「また来たい」と思っていただけるような患者様に寄り添った治療を行いますので、インプラントのことなら当院までご相談ください。
 
第2・第4・第5土曜も14時まで診療(2024年2月現在)しており、駐車場も完備している通いやすい歯医者ですので、お気軽にご来院ください。

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